あたしは雄也の胸のなかで赤ちゃんのようにわんわん泣き続けた。 泣いてはいるけど幸せだった。 泣いてる理由は教えられない。 だって言えないぢゃん。 いつのまにか涙は枯れた。 雄也は家まで送ってくれた。ってか隣なんだけどね。笑 「もう大丈夫か???」 「うん。大丈夫。」 幸せな時間が終わりたくない。 「それぢゃ」 「うん」 でも終わってしまった。