「俺麻緒に逢いたくてやっぱ麻緒がいないとダメだよ、俺…」


「そんなことないよ、雄也わ強い人だから」


「麻緒見ててな、俺がんばるから」

「うん」


最後に耳元で「愛してる」と囁かれた。


そして雄也わ球場の中に消えていった。



涙が溢れてきた。
雄也にわ見せなかった涙…


雄也のまえでわ泣きたくなかったんだ…



ねえ、雄也知ってますか?
『愛してる』って言葉わ「好き」よりもおもいって…


『愛してる』ってだれでも笑顔になれる言葉だって…