｢ッ…麻緒っ｣
｢雄也っ｣
同じタイミングでお互いに寄り添い、抱き合った。
｢たまにゎ会いに来てね…あたしずっとずっと待ってるから…約束まもってよね…｣
｢だからさっきから言ってんだろ?俺ゎ約束守って…｣
麻緒ゎ涙で目が赤くなっていた。
そんなの見てたら急に隠してた涙がでてしまった。
｢俺…ダセーな…男のくせに好きな女の前で泣くなんて…｣
｢ダサくなんかないよ…たまにゎ雄也の弱いとこみしてよ…｣
最後にキスをした。
指を絡め合わせて…
その指をゆっくりと離した。
お互いこの指を離したくないかのようだった。
｢お互い後ろ見ないで歩こうぜ?ぢゃなきゃ俺、麻緒のこと抱きしめたくなる…｣
麻緒ゎ声にもならず頷いた。
お互い前を向いて歩いた。
後ろからゎ麻緒のワンワン泣く声が聞こえていますぐに抱きしめたかったけど麻緒との約束だから…
俺ゎ涙を拭った。
やっぱ俺ダメだ…
自分から言ったのに涙とまんねぇ…
俺にゎ麻緒が必要なんだ…
俺達やっと結ばれたのに…
俺達ゎ何度もはなれるんだ…
そーゆー運命なんだ…
でもまた結ばれる…俺ゎそう信じるよ…
いつか麻緒を迎えに行ってやれるって…
泣き虫…約束守れよ…
