ある日の事。


「今日から転入生がくるんだって。しかもこのクラス!しかも女!」と涼夏。

「そーなんだ。」あんまりうれしくない。

だってこの学校の人数が増える=雄也のライバルが増えるかも


ブスでありますよーに。
心のなかで祈り続けた。

雄也が「オッパイデカいかなっ?」


はぁ?!


すみません。
この野球馬鹿は変態なのです。


「「最ッ低」」



あたしはどーせブスだしオッパイも小さいですよ。


はぁ。雄也の好きなタイプのまるで逆ぢゃん。


「みんなー。席につけー。」



「新しい転入生を紹介する。」
みんながざわざわする。

そして...あいつが入ってきた....。



まず足が長い!背も高い!ウエスト細っ!顔もかわいい!頭も良いらしい!そしてオッパイが...デカい!
まさにボンキュボン!

雄也の好きなタイプだ。

「植村加奈子(ウエムラカナコ)です。」

声もかわいい。

ずるいよ。いいとこばっかで。