あれからしばらくの月日が経ち卒業シーズンがやってきました。



お世話になった先輩に感謝の気持ちでいっぱいです。




唯一あたしを可愛がってくれた夏希先輩と沙愛弥先輩と秋歩先輩。


雄也との時もあたしに勇気をくれた。



「麻緒!頑張ってね。いつでも相談してね???」

「夏希先輩ー。はい。頑張りますー。泣」

「麻緒ー。泣かないの。」
「沙愛弥先輩ー。だってぇー。泣」

「泣いてたら雄也君に振り向いてもらえないよ???」

「秋歩先輩ー。ひっく。でもー。泣」





そして大事な先輩と別れた。