「失礼します。


吉崎先生いますか??」


「おう。ここだ。」

声が低かった。

やっぱ怒られるのか。


「ここに座れ。」

指定された席に座る。

「はい。」


「お前、伊藤と付き合ってるのか???」

「はい。」

強気、強気!


「ぢゃあ別れてくれるか。」

は???

「…………」

「別れてくれ。」

「ど、どうしてですか???」