そしてやっと雄也も気づいたらしい。みんなの目線。 「おい!行くぞ!!!」 と言ってあたしの手を握りしめ走って行った。 「雄也!!速いってばッ!」 きっとあたし風ですごい顔してる 「学校間に合わなくなっちゃうぜ!!!」 「こんな走らなくても大丈夫だよーぉ」 こんなくだらない話でもあたしにとってすごくうれしい、『幸せ』な時間なのです。 神様。 ありがとう。 あたし、恋叶いました。