教室に入ってやっと手を離した。


すると女子があたしのまわりに集まって来た。

「アンタ名前なんつーの???」

「相原麻緒です。」

「アンタ伊藤君の彼女なわけ???」

「違います。」

「ぢゃあどうゆう関係???」

「幼なじみです。」

「なんで手繋いでんのよ????」

「わかんないです。」

「わかんない?!
はぁ?!?!」

怒鳴られもうあたし泣きそう。


そんな時雄也が助けてくれた。


「ちょっと邪魔。どけよ。」

雄也のその言葉で女子がみんなどく。

みんなあたしを睨む。


怖い。怖い。怖い。

早速女子に嫌われるとゆーね。