「あぁ?!?!
麻緒?!?!?!」
びっくりしたような顔。
「まぢで麻緒か?!?!
なんでここにいんだよ?!
嘘だろ?!お前麻緒ぢゃねぇーだろ?!」
その言葉に腹がたち
「正真正銘相原麻緒ですけど!!!!!!!!
あたしはここにいちゃいけないわけ???」
「その顔。気の強いとこ。髪の毛。アホ。バカ。おっちょこちょい。あとまな板。
全部麻緒そっくりだ。」
「そっくりってなによッ!!!
あぁ。顔がブスで気が強くてアホでバカでおっちょこちょいでまな板で…………ってまな板ってなにが言いたいのかな???伊藤雄也!!!!
まさか胸が小さいとか言いたいんぢゃないでしょーね????」
雄也が困った顔で言った。
「あっ!わかった!
お前は植村だな!!!」
「ちげーよ!バーカ!」
「出た!気の強い女!口も悪いねぇ!」
「はぁ?!」
あたしは席をたった。
一回ぶん殴る!
雄也も席をたち逃げようとしてる。
教室を逃げ回る。
あたしも必死に追いかける。
雄也やっぱ足速ッ!
でもとっつかまえた。
「これでわかった?!?!」
「そーゆー暴力的なとこでわかった!」
はぁ?!暴力的だとぉ?!
雄也の首を掴むあたしの手が一気に強くなる。
雄也が教室の床に上を向いて向いて寝ている上にあたしは馬乗りかのようにのって首を絞めている。
「ごめんなざいー。」
「よーし。」
と首から手を外した。
手を外しただけだからまだ馬乗りのままだ!

