「水木君ってきっといい人だね」 「…は?」 「これ独り言だから聞き流してね」 「…」 「意外に猫好きだし、傘壊しちゃって…ずぶ濡れになっちゃうし、今もこの夕日を…」 「ちょっ…!聞き流せねぇんだけど」 「私の独り言ーっ」 「…俺には独り言に聞こえない」 水木君とは壁を作りたくない 綺麗なものを素直に「綺麗」と言える君をもっと知りたい そしてオレンジの空は、私達をゆっくりと包んでいく…