(あ、1時間目移動教室だ…) 私は急いで鞄から教科書を取り出す (水木くん…動かない。タオル持ってきてないとか?) 「美月ちゃん行くよー」 「…あ、ごめん。先行ってて」 「分かったー」 騒がしい空気が一気になくなり教室がガランと静かになる 「使って」 そんな中さっきの状態から動かない水木君にタオルを差し出した 「……」 水木くんはジッとタオルを見つめている 「いや、いいよ…」