貴女はシンデレラ、私はジュリエット

 


「…さて、」


がたり、と立ち上がる。


どこに行こうか。


ロミオがいなきゃ、この物語は終わらない。

ジュリエットは、1人。







ロミオと幸せになれないのなら、





終わらない物語を一生、続けようか。








「……ふふ、」


笑う、私は笑う。


それも、いいかもしれない。











さようなら、私の愛したロミオ。