「やっ、ちょっと探し物を」
「探し物ですか?」
「うん。本なんだけど…」
「英語のですか?」
「そう。さっきから探してるんだけどなくて…」
答えながら、再び紙袋の中をあさり始める。
「もしかしてコレですか?」
その言葉に再度顔を上げると、お目当ての本を彼女が持っていた。
「そう!ソレ!…って、何で皐月先生が?」
「私の机に置いてあったんですよ」
「え?何で?」
「春恵先生の机の上がそんな状態だから、私の机に落ちてきたんじゃないんですかね?」
そう言って、山積みになった本と散乱した書類でぐちゃぐちゃになっている俺の机を指差す。
そう言えば、皐月先生は俺の隣の席だったけ…。
よくよく見ると、彼女の机の上まで俺の物が侵入している。
「わぁー!!すいません!すぐに片付けます!」
慌てながら片付け始めると、
「いいですよ。慣れてますから」
可笑しそうに笑われた。
「探し物ですか?」
「うん。本なんだけど…」
「英語のですか?」
「そう。さっきから探してるんだけどなくて…」
答えながら、再び紙袋の中をあさり始める。
「もしかしてコレですか?」
その言葉に再度顔を上げると、お目当ての本を彼女が持っていた。
「そう!ソレ!…って、何で皐月先生が?」
「私の机に置いてあったんですよ」
「え?何で?」
「春恵先生の机の上がそんな状態だから、私の机に落ちてきたんじゃないんですかね?」
そう言って、山積みになった本と散乱した書類でぐちゃぐちゃになっている俺の机を指差す。
そう言えば、皐月先生は俺の隣の席だったけ…。
よくよく見ると、彼女の机の上まで俺の物が侵入している。
「わぁー!!すいません!すぐに片付けます!」
慌てながら片付け始めると、
「いいですよ。慣れてますから」
可笑しそうに笑われた。
