『アイシテル』を忘れない。



沙雪からはすぐに返事が来た。

受信:沙雪
件名:
本文:

ううん、いい
よ!
こうやって聞
いてくれてる
ってことはや
ましい事がな
いってことだ
から
(・∀・)

じゃあ5時に
駅で待ち合わ
せで★




このメールには僕は返事を書かなかった。
多分、返しても沙雪は返さなくていいのに…と思うはずだ。

僕は再びベットに寝転んだ。
そして手にもっているタオルを目の上にのせた。

「つめてっ!?」



この冷たさに後約15分耐えるのか…と思うと憂鬱になった。