もうこうするしかないんだ。 これでいいんだ…。 陸?こんな私でごめんね。 なにもしてあげられなかった。 辛かったよね? だから私決めたの。 私は幸せにならない。 幸せになっちゃいけない。 私は夜中、奏汰が寝たのを確認し学園を去った。 学園長室に置手紙を残して…。 行く宛てはあるって奏汰には言ったけど、本当は行くとこないし。 とりあえず眠くないから歩き回ることにした。