「ウッッ…り…陸っ…」 どれくらい泣いただろう。いつの間にかみんなはいなくて病院の待合室で奏汰といた。 「落ち着いたか?」 いつも以上に優しい奏汰の声に安心した。 「うん。そばにいてくれてありがとう。」 「あぁ。」 そして電車で帰った。 奏汰がずっと私を優しく抱きしめていてくれた。