「奏汰。」 「ん?」 「好き。」 「ふっ。かわいいこと言ってくれんじゃん。もうずっと一緒だからな。」 「うんっ!」 そんな一日が終わった。 その頃あの人にあんな悲劇が起こっているなんて私たちは思ってもみなかった。