あたしの想いは、大きすぎて、沈んでしまうかもしれない。 沈まないように、大地がその船を支えるの。 大地の好き、で。 両方の好き、であたしたちの想いを、支えるの。 「緋苺…好きだよ」 「あたしも…」 あたしたちは、強く、強く、抱きしめあった。 それは、二人が溶けあうぐらいに。