今はねーのかよ。 爽哉がつっこみをいれて、どこかにいった。 心配もあまりしなくて…彼女失格。 あたしは、ただぼーっと空を眺めていた。 「あ…」 空から視線を戻すと、目の前に大地が。 (あたしを…見てた?) 大地は、今あたしを見つけたようにびっくりした顔をした。 だけどすぐに、他の男子がやってきて笑いだす。 ここに、あたしが イナカッタカノヨウニ…。