「どうしたの?」 心配そうに乃愛が聞いても、返事がない。 どうしたんだろう…。 「あ、悪ぃ。美味すぎて、言葉忘れてた」 なんだ! 分かるけどね、その気持ち! 執事さん、パティシエにでもなればいいのに。 今は、すごく楽しい。 だけど、また、いつか心が痛くなるときが きっとくる気がする。