そして、慌ただしいまま、パーティー当日。 ケーキも紅茶もお菓子も、テーブルに綺麗に盛りつけられている。 これは全部、乃愛の執事がやってくれたんだ。 …執事って、さすがお嬢様。 イケメンだし、うらやましー! 「ドレスのご用意が出来ました。 私が似合うと思った物も出しましたが…お選びください」 丁寧にお辞儀をした執事は、ドレスルームにエスコート。 お嬢様になった気分…。