駅から5、6分くらいで家に着いた。

ほんとに可愛い。

目はぱっちりしてて、薄く色づいたほっぺ。桜色の潤ってる唇。ふさぎてー。
髪は長く、黒く艶がある。背はあまり高くない。150ちょっとだろう。


一緒に生活して俺の理性大丈夫かな。


.....さっきから思ってたけど、敬語やだ。仲良くなりたいし。


「敬語はやめてよ。名前も呼び捨てでいいから。」

「はい。じゃなくて、うん。////」

可愛いかったし嬉しかったから俺はにっこにこ笑っちゃったみたいだ。

何やってんだよ。






部屋に上がったあと、俺は飲み物を取りに行った。

帰って来ると紫苑が雑誌を見て固まっている。

ヤバい








紫苑サイド



雑誌を手に取った瞬間あたしは固まった。

それは、世に言うエロ本というやつで。

ほぼ裸の女性が悩殺ポーズを決めていた。

タイミング悪く龍が帰ってきた。


「.....あっ、その、片付けようと、思って。」
「うん。ごめん。」

龍は雑誌を受け取ると棚にしまった。