「この先に私の友人の家があるので、今夜はそこに泊めてもらいましょう。僕が信頼している人ですから大丈夫。」 「はい。」 ノエルは私を抱き寄せていた手を離し、今度は私の手を握って歩きだした。 「私…幸せだよ。」 「僕もです。」