あの丘に…

『所であなたはどこの貴族様なのですか?城の舞踏会に招かれるくらいですから…。』

彼は私に聞いた。私はその時思ってしまった。彼になら私が本当は誰なのか言ってしまいたいと…。私の話を聞いてくれる人が欲しいと…。