「ほら、紹介すっから、これ俺のマブダチ、松山怜」 「で、こっちが、って……名前なんだっけ?」 いやぁまぁ、名前なんてどうでもいいっしょ、顔が良けりゃ。 と俺が彼女の方へ振り向いた瞬間、 <<パシッ>> 叩かれたわけよ、思いっきし頬っぺたを。