―――グッ



美咲は五十嵐に手首を強く握られた。美咲が後ろに逃げようとしたら、壁に押し付けられてしまった。



まただ・・・・怖い・・よ・・


すると、五十嵐は美咲の心を読んだのか、


「お前、ビビりすぎ」


ふっと笑いながら言ってきた。


『えっ』


美咲はビックリしだが、少し安心した。



しかし、次の瞬間ドスの効いた声で・・・


「いけない子には、お仕置きしなきゃな?」



―――ビクッ


耳のそばで囁いてきたので、身体が勝手に反応してしまった。


『いやっ・・・・放し・・てっ・・』



必死に抵抗するが、さすがに男の力には適わない。


「ダメだろ?暴れたら」



五十嵐は、にやっと笑いながら見つめてきた。



またキスされる・・・