でも君のこと、何か一つでも知るたびに、跳ね上がる気持ちが、いつまでもつかわからない。 すぐ近くで看護士も待機しているから、動けないのも事実。 『先生、サヨナラ!』 笑顔で君は帰っていく。 『サヨナラ。』 精一杯の笑顔で返す。 どうか、明日も無事で……。