白い約束

頭が…割れそう…!



私を呼ぶ恭亮の声が、徐々に遠のいて…。



膝が地面についた時。



私は、意識を失った。





───目が覚めて。



ぼんやり天井を眺めている。



隣には、心配そうに見つめる人。



まだ少し、頭痛がする。



ここって…!?



仕切りカーテンが開き、入ってきた担当医。