いくつか時は過ぎ、



恭亮の口から、留学したいと告白された時は…



正直悩んだんだ。



頑張れと思う気持ちと、



離れたくないという想い、



そして、



自分自身の、



進むべき道はどこか。



一人だけ…



置いてきぼりにされたような…



どんどん、



寂しさだけが募って…



苛立つ自身に、



嫌気がさした。



だから、



言ったの。