白い約束

『あの…、何か…!?』



どうして、私の名前を…!?



さすがにジーッと見られるのは気が引ける。



『そっか…。多希にとっては俺は…もう過去の人間か。』



寂しそうに彼は呟いた。



えっ!?どういうこと!?



過去の…人間!?



じゃあこの人は、過去の私を知ってるの!?


『あ、あの…!』



彼に一歩近付いた時。



自分でも、信じられないくらい。



自然と口からこぼれていたの。