『…良かったぁ〜!勢いあまってご両親に挨拶しちゃったけど、多希にムリって言われたらどうしようかと思った。』



胸を撫で下ろす姿が愛しく思えた。



『司の気持ち、嬉しかったよ。私も同じ気持ち。』



『多希〜!』



優しく私を抱きしめて、



『絶対後悔させない。』



『ふふふ、うん。』



『あ〜!俺、幸せ!』



『ん〜、私も!』



ずっと司が居てくれたら、私は何もいらないよ。