白い約束

『っていうか、司ずるーい!』



やっと二人きりになれた瞬間に言ってみた。



母は酔いつぶれた父を部屋まで寝かせに行った。



『なにが!?』



『だって、あんなサプライズ…。』



いきなりすぎるぅ!



『ハハハ!嫌だった!?』



『い、嫌じゃないけど…。』



大きな手が私の頭を撫でる。



『だってこうでもしなきゃ、堂々と出来ないだろ…!?多希にこのまま親にウソつかせたくねぇよ。』



そんな大人の優しさがグッとくる。



『…ありがと。』



『俺の気持ちもわかってくれた…?』



『へ……!?』