白い約束

『お父さん、お母さん。今日は多希さんの身体のことでお伺いしたのではありません。』



その言葉に、両親は驚く。



『今日は、僕の話を聞いていただきたくて、お邪魔しました。』



あれ…!?



司、いつもと違う…。



緊張してる…!?



『僕はまだ、医者になって四年足らずで、経験も浅く、しかも心療内科医で、特別大きな手術や成功例などは未だありません。まだまだ駆け出しで、新米なのに、僕は多希さんの担当になりました。不安がなかったといえば嘘になりますが、多希さんの症状に対し、今現在もまだ改善できていないことについては、本当に申し訳なく思っています。』



淡々と話す内容を、理解するのに少し時間がかかった。



司も緊張しているのが、ジワジワ伝わってくる。