白い約束

『具合はどう?安定剤が効いているだろうから、今夜はここに泊まりなさい。』



優しく言っても、多希はまだ袖を離してくれない。



『司もここに居て……!?』



不安で仕方ない顔だ。



涙目になっている。



『大丈夫。ここに居るよ。』



笑顔を見せると安心したのか、頷いてくれた。



俺は振り返り、ご両親に説明する。



『呼吸も安定してますし、もう大丈夫です。』