白い約束

忘れてほしくない。



俺の傍に居てほしい。



俺だけを見ててほしい。



それが出来たらどんなに楽だろう。



どんなに強くなれるだろう。



でも、出来ないだろうな。



俺には出来ない。



多希の本当の幸せは、無視出来ないから。



『僕は彼女を知ってまだ1年余りだ。きっとその彼の方が彼女のことを知っているだろうし、繋がりは深いんだろうなって思う。』



振り返り、藤岡さんを見つめる。