白い約束

『ここに来たから出逢えたんだと思う。司が居たから私、変われたの。司が居なかったらって…考えるだけで怖い…。』



はにかむ私を見て、菜穂も大きく頷いた。



『それ聞けて安心した。』



『私も。一番に菜穂に言えて良かった。』



本当に良かった。



笑顔で菜穂を見送った後、いつものように日記に記す。



この記憶がなくなるかもしれないと知った日から、私は日記をつけている。