ベットに二人、腰掛ける。
私から沈黙を破った。
『私ね…神戸に居る時…自分に記憶がないこと、ちゃんと受け入れられなかった。怖くて仕方なかった。両親以外、誰もわからなくて、不甲斐ない自分といつも背中合わせで…自分がどんな人生を歩んで、今ここに居るのか、何一つわからないことが日常になってて、おかしくなりそうだった。』
ただ黙って、菜穂は耳を傾けてくれていた。
『そんな時に、偶然家族でここに来ることになって、環境を変えることで、新しい自分になれるかもしれないって思えたの。自分の過去はわからないけど、未来なら創っていける…。だから、私は今の自分を大事にしたい。菜穂のことも…今から知っていってもいいかな…!?』
涙目の菜穂は、そっと私の肩を抱き、頬を寄せた。
『うん…、私も…もう二度と、多希が過去の記憶で苦しむ姿、見たくないよ。』
『それとね、今…私、大事な人が居るの。』
本当に伝えたいことは、ここからだ。
私から沈黙を破った。
『私ね…神戸に居る時…自分に記憶がないこと、ちゃんと受け入れられなかった。怖くて仕方なかった。両親以外、誰もわからなくて、不甲斐ない自分といつも背中合わせで…自分がどんな人生を歩んで、今ここに居るのか、何一つわからないことが日常になってて、おかしくなりそうだった。』
ただ黙って、菜穂は耳を傾けてくれていた。
『そんな時に、偶然家族でここに来ることになって、環境を変えることで、新しい自分になれるかもしれないって思えたの。自分の過去はわからないけど、未来なら創っていける…。だから、私は今の自分を大事にしたい。菜穂のことも…今から知っていってもいいかな…!?』
涙目の菜穂は、そっと私の肩を抱き、頬を寄せた。
『うん…、私も…もう二度と、多希が過去の記憶で苦しむ姿、見たくないよ。』
『それとね、今…私、大事な人が居るの。』
本当に伝えたいことは、ここからだ。

