白い約束

『……ゴメン。わかんないや。』



残念がるというより、菜穂は微笑んでくれた。



『彼、浩輔(コウスケ)っていうの。私の彼氏。』



『そうなんだ。優しそうだね!』



『私から告白した。っていうか、後押しされた!』



真っすぐ私を見つめる視線は、何かを訴えかけている様。



菜穂は続けて言った。



『私が二年も片思いしてること…、誰かさんにはバレバレだったみたいだから。』



クシャッと笑ったかと思えば、涙目になってる。