心と身体が求めたことも。 薄れてきた身体のアザの一つ一つに、司はキスを落としていく。 何度も何度も、私の名を呼んで。 そのたびに愛を感じ、愛を噛みしめた。 司の体温が、私を壊していく。 激しく動く司の下で、私は頂点に達した。 握り合う手、重なる唇。 余韻はいつまでも続いた。 顔を見ると照れちゃうけど。 司の腕に抱かれて眠るほど、幸せなことはないよ。