『司……苦しい…。』 温かい滴が頬を伝う。 『多希!?…どうした!?』 『司が優しくするたびに…ここが痛いの。』 胸を押さえて訴える。 『私……何か、忘れてる…。』 司は私の両腕を掴んで言った。 『ゆっくり呼吸して。自分を追いつめたらダメだ。』