ただ、君がすきなんだ。




「・・・あんたもなんだ?」

「まぁね」



最初は目も合わそうと
しなかったくせに、
あのことを言っただけで
興味津々で聞いてくる。


単純なやつだな~。




でも会話はそれだけで、

すぐにお互い自分の世界へ


入っていった。




それから30分くらいたった頃だった。



「ねぇ、」