ただ、詩音を守りたかった。 ・・・それだけなのに。 あいつのせいだ。 木崎カノン。 隣のクラスで、清楚派だけど実は腹黒女。 "詩音がどうなってもいいの?モデルなんか出来ない体にしてやるから" とかいきなり言い出して いや、俺は普通に告白断っただけだけど・・・ あいつは違った。 詩音を傷つけるなんて、許さねぇ。 ・・・死んででも