あたしが涙を流して
君に心を捧げても


君は冷静な顔で
いつだって冷めた瞳で
高いところから見下ろすんだ


あたしは心が壊れる位
自分が自分じゃなくなる位
君に染まってしまったのに

君はいまも
色を変えずに
ずっとそこに在りつづける

同じにはならない
何年、費やしても
二人の色は混じり合わない

大好きだったのに
君の声が
大好きだったのに
君と過ごす時間が
大好きだったのに
君の肌が


ずっと一緒にいたかったのに
君の隣で笑うのは明日からは違う人


さよなら
さよなら
忘れられない
大好きだった君へ