想い人〜許されないこの想い〜

「ちょっ!?先生!?」


「…男は力が強いんだぞ。わかってんのか?」


「わ、わかってますよ!!」

先生の顔が近づいてくる。


「……じゃあ、抵抗してみろよ。」

クイッと私の顎を上に向けさせる。


私は力一杯抵抗するが、先生の体はビクともしない。

そうこうしてる間にも先生の顔がどんどん近づいてくる。

「せ、…んせ!!」


「ほら…抵抗できない。おまけに顔真っ赤にしちゃって…

お前、喰われるぞ?」


「喰わ……!!」

先生の口から意外な言葉が出たので、動揺する。


「先生…やめてくださいよ……。

先生には…奥さんがいるじゃないですか……。」