昔の写真には


たくさんの笑顔


たくさんの友達



真ん中はいつも自分。



小学校の時はやりたいほうだいで、中心人物だった。



中学の時の写真は3年の集合写真のみ。



もう微妙な笑顔になっていた。


口は笑えてる。



目はどこか泣きそうだった。



この時から気付いてしまった。


人の醜さに。



少し気に入らない事をしたり



自分の好きな男の子に話し掛けたり



自分より上にいって目立ったり



それだけで堅い絆や


美しい友情というものや、


送られてきた添付メールの


『うちらずっと友達』


などと書かれた画像


も全て


無となり



次の日からは他人となる。




私は何回もそれを繰り返した。


その度に人に期待をしなくした。