その挑発するような態度を無視して私は席についた。 このクラスは、この学園の中では一番レベルが高い、Aクラスだ。 男女の割合は、6:3といった所で、やや女子の方が多い。 しかも、その全員が私を睨んでいるような気がする。 女子A「なんなのあの子、龍季様の隣りに座るなんて…。」 女子B「美咲様、どうします?」 美咲「……、気にくわないわ。 この学園で龍季の次に最強といわれ、今まで龍季の隣りにいたのは私だけだったのに。」