「桃ちゃん…」 「今日は一緒に返ってくれるよね?今日の作ったもの持って靴箱に来てね!じゃあ!」 そう言って桃ちゃんは更衣室の方へ走って行った 嬉しかった。桃ちゃんが前と変わらず僕を誘ってくれたことが 僕が避けていたのに優しく接してくれる桃ちゃん… やっぱり僕は桃ちゃんが大好きだ!! よしっ!今日は桃ちゃんのためにとびきりおいしく作ろう!! 「なんだ喧嘩してなかったみたいだね」 「部長小倉先輩が来た途端元気になってたねー」 「本当に部長ってわかりやすーぃ」 「だね」