優しいソラ




「藤平くん?」

「えっ…?」


雨宮に言われてやっと
自分のしていることに気がついた


俺は無意識に雨宮の頭を
なでていたんだ


「……っ。悪い」


瞬間、手を引っ込めた
自分がしたことに驚いていた