「ねぇシズマサ、ほんとに帰って来てよかったのかな…?」
「いいだろ。あいつが良いって言ったんだから。」
「そうだよね。……それよりタケトさんは?いないね?」
家に帰って来てもタケトさんの姿はない
「あぁ…タケトさんならどっか行った。」
「はっ?」
「旅に出るって。」
……なんだろうあんまり驚けない自分がいる
タケトさんならあり得そうなところが……
「でもタケトさん行っちゃったのか。あーあ…助けてくれたお礼言いたかったのに。」
「そうだな。
……それより」
「ん?」
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