急いでシャワーを浴び、歯を磨いてスーツを着る。 ここまでにかかった時間 僅か15分 自分を全力で褒めてあげたい……! そのまま玄関に向かって走り出そうとした時 「優月。こっち。」 シズマサがスーツ姿でベランダに出ていた 「飛んで連れてってやる。」 「ほんとに!?ありがと。」 空を飛んで行けば間に合いそう 「行くぞ。」 「うん。」 シズマサに掴まった瞬間 ふわっと浮かぶような感覚がした